罪深い。コーヒーとミルクが無駄になってしまった

今日は母と映画を見に出かけたのですが、その前にランチでもしましょうと、映画館近くにあるパンが食べられるカフェに入りました。

母はたまごのホットサンドとアメリカンコーヒー、私はチキンクリームの入ったポットパンとカフェラテを頼みました。

セルフサービスのお店だったので、私はレジを済ませ商品の持ったトレーを持って母の元へ。

母は壁際のソファ席を確保し、ゆったりと座っていました。

映画が始まるまであと40分くらい。

少しゆっくりできるねと話しながらカフェラテを一口。

温かくてまろやかでふぅ~と一息できたのですが、ふぅ~と一息吐き切る直前、目に入ってきたのはミルクの泡にまみれた短く細い髪の毛でした。

出来上がって2分ほど経ったカフェラテ。

表面を覆う泡は少し潰れ、弾力無く伸びていて、その伸びた泡の隙間をくねるように横たわる髪の毛。

「髪の毛入ってる」と小さな声で母に教えてカウンターへ。

対応してくれた店員さんは店長らしき人を呼び、他の人も含めて3人で私が持ってきたカフェラテを取り囲んで髪の毛をつんつんしていました。

店長さんは報告書のような物を取り出してカフェラテを持って奥に行ってしまい、私は新しく入れてもらったカフェラテを持って母の元に戻る。

そして、あははは、なんて笑いながらチキンクリームのポットパンをかじり、カフェラテを一口飲みました。

さっきまではゆっくりできる気がしていたのに、一度席を立つと何だかせわしなくなってしまって、パクパクとパンをかじって食べきってしまいました。

そして新しく来たカフェラテは一口飲んだだけでそれ以上飲めません。

もったいなかったけど、さっき見た泡にまみれた髪の毛が残像として残っていて、少し胸もムカムカする。

そんな感じを察してか、普段食べ物を残さない私が飲み残しても母は何も言いませんでした。

もしこの異物がビニール袋の破片だったら、新しく作られたカフェラテは飲めたかもしれません。

髪の毛は自分の物でさえ体から離れると異様な物になってしまうのですから、他人の髪の毛なんて不快に思ってもいいと思うのです。

だからもうしょうがない。だけど、カフェラテ二杯分の材料を無駄にした今日は罪深い日なのでした。